まずは「くさか」に相談しんさい
2018.08.20 日下ブログ

SW工法の家④~耐久性について~

通気層構造と高性能断熱材が住まいの耐久性を高める。

末永く快適に暮らすために、世代を超えて住み継げる家であるために、

また資産価値を維持し続けるために、建物の耐久性を見逃してはなりません。

 

一番のポイントは、湿気による壁内部への結露の発生を抑えること。

特に断熱材の耐湿性がそのカギとなります。

 

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 結露の発生を抑え健康な住まい長持ち。

最高水準の性能を持つ断熱材が壁の内部結露を抑えます。

高気密・高断熱の住居環境が、カビやダニの繁殖につながる嫌な結露を抑えます。

 

スーパーウォールの家で使用している断熱材は、高性能な硬質ウレタンフォームです。

その特徴は湿気を通しにくく、グラスウール比およそ2倍の断熱性能。

通気層構造と湿気に強い断熱材・硬質ウレタンフォームの使用で、

壁の内部に発生する結露を抑え、構造材の腐食を防ぎ、住まいの耐久性を高めます。

 

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現場発泡ではなく工場生産にこだわる理由。

硬質ウレタンフォームは、イソシアネートとポリオールの2液を用いて

混合・化学反応させて合成した発泡体です。

 

単純なメカニズムで成型するため、

条件を間違えると良品のウレタンは成型されません。

 

LIXILの工場では、2液の調合比率、温湿度環境、

発泡面の湿度、発泡方法など、徹底した管理を行っています。

 

現場における発泡ではなく工場生産にこだわる理由は、

高性能なウレタンフォームの安定した品質を維持するために、

細部にわたる品質管理が必要であるからなのです。

 

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次回は・・・「SW工法の家⑤~省エネ・創エネについて~」
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